ひっそり斬る

神奈川周辺のお一人様食べ歩きブログです。

レフェルヴェソンス@表参道 ランチコース「より道」

この日は、LIBRAさんchocoさんちょこ子さん、まっつんの4名でランチを。
またまたLIBRAさんに素敵なお店を予約していただきました。
いつもありがとうございます~。

レフェルヴェソンス(L'Effervescence)
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2010年9月オープンのミシュラン1ツ星フランス料理店。
某グルメ本で超高評価だったので、このお店をリクエストしてしまいましたw

最寄りの表参道駅からは徒歩12分程度とやや遠め。
そのせいか、何故か私が道案内係に。

「男性のお客様はジャケットの着用をおすすめいたします。」
という記述がお店のHPにあったと聞かされ、
花柄シャツにスニーカーだった私は焦ったものの、
何もツッコまれることなく中に入れてひと安心。

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お店入ってすぐ右にある部屋で、テーブルの準備ができるまで待ちます。
ふかふかのソファーで早くもリッチな気分に。
10分ほど待ってからテーブルに案内されました。

店内
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大きな窓にじゅうたん敷きで席間が広く、
半個室のような囲まれた席や、地下にも広めの個室があります。

誕生日のお客さんが3組もいましたよ~。
何かの記念日に来るような感じのお店なのかも。

何故か接客担当の店員さんがもの凄く多いんですけど。
料理の説明やトイレの案内など、ちょっとしたことでも何かとサービスされます。
「過剰サービス!」とツッコミを入れたりしてる人もw

ランチコースは4,800円のコース×2に
7500円のコースの計3種類。

ランチコース「より道」 4,800円+サービス料10%(計5,280円)
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林真理子さんのブログでアップルパイを見た」とchocoさんが発言したため、
アップルパイがメインの「より道」コースにしちゃいました。
LIBRAさんのみ別コースの「牧場」を選択。


アミューズブッシュ
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店名の「レフェルヴェソンス」が意味する
「泡」を用いた料理が早速登場。

泡には人参の風味をまとわせてあり、ほぐした渡り蟹の身が隠れています。
その下に柚子のジュレ、更に下にはゴボウと胡麻のムース。

どのパーツも素材本来の風味が凝縮されており、
その力強い味が味覚を活性化させてくれます。

右の器は柚子の果汁を液体窒素で瞬間冷凍したもの。
酸味が控えめで、さわやかなお味。


パン
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ミニサイズのパンは、温かい状態での提供。
パン屋さんで出てくるようなパンです。

バター
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何の模様かと思ったら、お店のロゴである泡のマークだそうな。
何気に美味しいバターです。


イカのア・ラ・プランチャ
甲殻類のキャラメル&貝類のジュをかきたて、
塩漬けレモン香る人参のピュレ、セロリ、ヘーゼルナッツ
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ア・ラ・プランチャ鉄板焼きという意味だそうで、
イカに軽く火を通して、旨味を閉じ込めたとのこと。

このイカが美味しいこと。
ほんのりとした自然な甘味がたまりません。


お野菜の一皿
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4時間かけて火入れしたという熱々のカブ。
シェフのスペシャリテだそう。
カットすると断面からエキスが染み出てきます。

エグゼクティブシェフの生江さんは、
"自然から料理を創作する料理人"と称される
ミッシェル・ブラス氏を師事したことで、
野菜や植物にかなり精通している様子。

さて、メインの前に無数のナイフが。

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好みのデザインのナイフを選んで使用します。
いやはや、こんな演出は初めてですw

一番左のキラキラしたナイフにしてみたところ、
「似合う~」という声が。

アップルパイの様に#5~
フランス・シャラン産鴨肉のラグー&打木赤皮甘栗南瓜とヴァニラ、
手長海老、フォワグラ、ズッキーニ、エストラゴンのジュを泡立て、時季のサラダ
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「メインにアップルパイ?」と思ったのですが、
これがまた美味し。

周囲に敷き詰めている野菜だけで数十種類あるそうな。
時期によって野菜が変わるとのこと。
なので、いつの間にか野菜が変わっていて、接客担当の人も把握できてない時があるらしい…。
グラパラリーフやティンカーベルなど、私も知らない野菜も多かったです。

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南瓜などの甘味に鴨の挽き肉でコクがプラス。
周囲の野菜ともマッチ。
海老やフォアグラも入っていて豪華なパイでした。

別コースのLIBRAさんのメインディッシュはホロホロ鳥
今まで出会ったことがないくらいのしっとり感&柔らかさでした。
でも、パイを羨ましそうに見つめていましたよ。


果実の待ち合わせ~
アヴォカドのムース、オレンジとシャルトリューズジョーヌのジュレ
ショコラノワール、ビモンデスプレット
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土星をイメージしているようなデザート。
見た目が素敵です。

アボカドが主役かと思いきや、オレンジの爽やかさの方が良かったです。
「唐辛子はいらない」を連呼していた人もw


ラストはティータイム。
ラウンジでもお楽しみいただけるとのことなので、
移動してみることに。

新たな部屋があるのかと思っていたら、
案内されたのは入店した時の待合室でしたw

エスプレッソ(シングル)
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コーヒー、紅茶、エスプレッソの中から選択。
普通に美味しいエスプレッソです。

おしゃべりのひととき
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ひと口スイーツが4種類。
胡麻&ピンクグレープフルーツのマカロン
リンゴの形のメロンジュレ+チョコ、ナツメヤシ入りの八つ橋風お菓子、
ロリポップチョコ。

ロリポップチョコの中身は食べてのお楽しみという演出。
パチパチ弾ける粒々キャンディが入っていました。
口の中がやたらとパチパチしてましたよw

ここで生江シェフが挨拶に。
1973年生まれらしいのですが、もっと若く見えるイケメンさん。

chocoさんがインタビュアーになって色々と質問。
努力家な一面と天才肌を併せ持っているような印象の方でした。

お土産
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帰り際にお土産までいただきました。
キャラメルのパウンドケーキ。
甘さ控えめのしっとり食感で、ほのかな苦味が妹にも好評でした。

ミシュラン1ツ星&食べログ4.30点も納得な内容でしたよ~。
でも、あまりにも過剰なサービスは好みが分かれそう…。
どうにも人件費が気になってしまうのでしたw


◆◇ レフェルヴェソンス(L'Effervescence) ◇◆
 
【最寄駅】
 表参道(東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線
【住所】
【TEL】
 03-5766-9500
【営業時間】
 12:00~16:00(L.O.13:30)、18:00~23:30(L.O.20:30)
【定休日】
 月曜を中心に月6日
【お店HP】