ゴールデンウィークということで、
普段は行かない方向へ。
小田原駅から箱根登山電車に乗り換えて、
入生田駅にやってきました。
赤く塗られた小田急1000系ですな。
気持ちの良い季節になりましたね~。
空気が澄んでいて清々しいです。
マイナスイオン濃度が全く違う感じ。
道端に咲いている花でさえ素敵に見えます。
自然をしみじみと楽しみながら
お目当てのお店に到着。
足柄麦神 麦師
惜しまれつつ閉店した伊勢原の超人気パン屋さん
「ブノワトン」の2号店として2008年2月にオープン。
「湘南小麦」という湘南地域で採れる小麦を使用した、
和テイストの創作パンが中心。
お店の中に入ると、オーナーの高橋郷子さんによる焼き上がり情報の声が。
「ブノワトン」で聞いていた声と同じで懐かしいです。
座って食べられるスペースがお店の前にあります。
購入時にすぐ食べることを伝えるとお皿に盛ってくださるのですが、
私はそのシステムを知らなかったので、袋から取り出して食べるハメにw
クロワッサン・ゴノワ 210円
~商品紹介より~
ブノワトン時代のクロワッサンアンティークの配合で
形をノーマルにしました。
よつ葉バターたっぷり入ったサックサクのクロワッサンです。
"New"と書いてあったので、新作のようです。
クロワッサンアンティークより値段が上がりましたが、
一般的なクロワッサンの大きさにアップ。
表面のミシミシ・パリパリ・サクサク感が唯一無二!
何重にも折り重なる層のきめ細かさが素晴らしい。
茶色い部分だけ食べていたい気分に。
クロワッサンアンティークの頃よりも、
形状的に中の白い部分が増えたような。
もの凄くしっとりしていて、小麦の自然な甘味がGOOD。
麦師流リッチクイニーアマン 280円
手作りカスタードをデニッシュで包み、
黒糖でキャラメリゼしたという
オリジナルのクイニーアマン。
表面のカリカリ感は控えめですが、
柔らかい甘味が心地良いです。
カスタードクリームが入っているのが珍しいですな。
手作り感あふれる素朴で優しい味わい。
小麦の良さを引き立てくれます。
どちらも"日本人の日本人よる日本人のためのパン"といった美味しいパンでした。
ラインナップが豊富なのは良いのですが、
焼き置き状態のパンが多い気も。
「ブノワトン」の跡地で遺伝子を受け継ぐ「ムール ア ラ ムール」の方が
焼きたてパンに遭遇しやすい気がしますが、
クロワッサンを始めとするデニッシュ系を作っていないのが悩みどころ…。
でも、美味しいパンを箱根の自然の中でいただくというのは、
非常に贅沢な気分に浸れます。