ひっそり斬る

神奈川周辺のお一人様食べ歩きブログです。

元祖 鴨南ばん 本家@湘南台 初代治兵衛の鴨南ばん

この日は宛もなく湘南台へ。
歩きながら検索して、
こちらのお店に入ることに。

元祖 鴨南ばん 本家
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1810年頃に創業。
「鴨南ばん」「鴨せいろ」を考案したお店らしい。

創業の地は馬喰町ですが、
7代目が湘南台で開業。
現在は8代目が受け継いでリニューアル。

店内
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テーブルが7~8卓。
店内は年季が入っていつつも、
リフォームで綺麗になっている感じ。

店員さんは男性2名。
7代目と8代目なのかも。

先客3名・後客1名。
気軽に入れるお店のようです。

メニュー
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夏は「元祖鴨せいろ」がオススメのようでしたが、
看板メニューの「初代 治兵衛の鴨南ばん」
というのが気になって注文。

6分ほどで到着。

初代 治兵衛の鴨南ばん 1,400円
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~商品紹介より~
「治兵衛の鴨南ばん」は
当店の初代「笹屋治兵衛」が出していた
「鴨南ばん」を再現いたしました。
当時は真鴨肉三枚とたたき骨二本に
短冊に切った長ねぎを入れ、
「鴨」と書かれた漆塗りの蓋をしていました。
「治兵衛の鴨南ばん」では、
合鴨ではなく青森県産の本鴨を使用しています。
葱は江戸野菜である江戸千住葱を使用しており、
その最盛期となる冬の時期には格別な一品となります。
現在「鴨南ばん」は全国の蕎麦屋の定番になりましたが、
その起源となった味をお楽しみください。

お蕎麦に蓋がしてある
というのも珍しいですな。

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「たたき骨」なる部位が入っているのも独特。
鴨肉はどれも歯応えがあって、
柚子の風味がします。
江戸千住葱が美味しい。

おつゆはほんのり鴨の風味が移った
丸みのあるお味。

蕎麦
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温かいお蕎麦ということで、
柔らかめの食感。
固麺派なので、鴨せいろにすればよかった…。

お蕎麦に関するウンチクが無く、
手打ちっぽさも感じられなかったので、
機械打ちまたは外部調達なのかも。

お蕎麦がごく普通だったのが微妙でしたが、
200年以上の歴史があるものが食べられて
面白かったです。

合鴨の「鴨南ばん」「鴨せいろ」は
950円でいただけるので、
そちらの方がコスパが良さそうでした。


◆◇ 元祖 鴨南ばん 本家 ◇◆