時間が無かったので、通し営業のお店でサクッといただくことに。
『 』(無銘)
2013年1月オープンの元イタリア料理人によるラーメン店。
開店したばかりで、まだお店の銘をいただける状態ではないのだそう。
なので、目印は暖簾の"麺"という文字のみです。
店内
カウンターのみで6席ほど。
先客ゼロ・後客1名。
土曜日夕方の神田は人が少ないですな。
店員さんはご主人のみ。
店名の件と同様、やたら謙虚な対応です。
券売機
・熟成練り醤油らーめん
・塩らーめん ~トリュフオイル掛け~
・四種の魚のつけ麺
の3系統。
初訪問ということで、左上の「熟成練り醤油らーめん」で。
5分ほどで登場。
熟成練り醤油らーめん 700円 + 味玉 100円
醤油らーめんなのかと思いきや、
鶏白湯の塩らーめんでした。
まずはベースの鶏スープの味を楽しむという趣向のようで、
その後に真ん中に乗っている「熟成練り醤油」を溶いて味を変えていくそう。
化学調味料を使っていないという鶏スープは意図的に薄味。
とろみがあるものの、重さは感じさせないので、
野菜の入ったベジポタだったりするのかも。
熟成練り醤油
醤油のペーストというよりは、醤油味の魚粉といった感じ。
こういう味変は溶かすタイミングや混ぜ具合によって印象が変わってくるので、
好みが分かれますな。
キャベツは箸休め&かさ増しとして有効。
甘辛なネギはいまひとつマッチしていない印象。
麺
平打ちの太麺。
パスタっぽい洋風を意識したセレクトでしょうか。
麺自体は美味しいのですが、スープは拾ってこず。
チャーシュー
柔らかいバラチャーシューが1枚。
こちらも薄味ですが、箸休めとしてはしっかり機能。
味玉 100円
味玉は固まり気味でねっとり。
状態にばらつきがあるのかも。
評判のわりにハズレが多い都心のお店としては十分な美味しさ。
魚粉主体の練り醤油は好き嫌い分かれそうなだけに、
溶かさない状態でも美味しくいただける味付けにして欲しいところ。
良心的なお店だと思うので、頑張っていただきたいものです。