第7回ARAPROさんラーメンイベントの実食編でございます。
ARAPROさん渾身の自作ラーメンはこちら。
ニボニボ煮干しラーメン Season 3
【醤油ダレ】
濃口醤油に「いしる」(能登の魚醤)を少し入れて一度沸騰させただけ。
【香味油】
菜種油と精製ラードを2:1で合わせて熱し、
煮干し節を挽いた魚粉を混ぜてあります。
【昆布ダシ】
尾札部昆布と日高昆布は一晩水に浸けてから60℃で1時間加熱。
昆布を引きあげたら沸騰させる。
昆布ダシはガラを煮込む時の水の代わりに使用します。
【煮干し出汁】
長崎産煮干しは頭とハラワタをとってから、
干し椎茸、干し貝柱少々とともに水に一晩つけてから火にかけ、
沸騰後弱火で15分煮て、火を止めて濾す。
これもガラを煮込む時の水の代わりに使用します。
【ガラスープ】
丸鶏、鶏ガラ、豚の背ガラなどを、上記の魚介出汁と鰹出汁を使用して
煮立たせないように弱火で5時間煮込み、
最後の1時間だけ火力を上げて白濁させました。
ガラを引きあげて濾した後のスープに、
頭を取らない煮干しと煮干し節を入れて弱火で1時間煮る。
使用されているどんぶりで出してくださいました~。
ARAPROさん宅でいつもこのどんぶりを選んでるのを
覚えてくださってたみたいで、ありがたいものです。
煮干しの香りがガツンと効いていながらも、非常にキレのあるスープ。
口に入れた瞬間、醤油がふわっと広がり、
スープの旨味が後からやってきます。
これは美味しい~!
グビグビ飲めちゃいますよ~。
終盤は油がちょっぴり重たく感じたりしますが、
前回までと比べると、ほとんど気にならないレベル。
前回までと比べると、ほとんど気にならないレベル。
麺
ARAPROさんが懇意にされている某ラーメン店の自家製麺。
このイベントのために中太で作ってもらった特注品です。
煮干しの風味をしっかりと持ち上げてくれて、
麺をすすった時の香りがたまりませんな!
写真撮影で時間をロスしたせいか、少し柔らかめに感じるものの、
非常にしっかりした麺なので問題なし。
時間経過と共にスープを吸って、一体感が増していきます。
姫竹
今回、「メンマだと面白くないので使用しない」という縛りを設けており、
キノコにするという案もあったようですが、
最終的には姫竹に落ち着いたようです。
クセが無く、主張が控えめでありながら、
それでいてしっかりアクセントになっており、
箸休めにピッタリ。
正直、ARAPROさんのメンマよりも好きw
ネギ
そくらてすさんがお切りになったネギ。
試作の時にネギの切り方について討論になったんですよ~。
スープの完成度が高いので、それを邪魔しないこの形状で正解でした。
ネギの上の緑色の粉末は青柚子の皮をすりおろしたモノ。
私のは柚子が少なかったような…。
「ひっそり斬る」とい名のブログである以上、
ちょっとは斬っておかないとね~w
チャーシュー
肩ロースの煮豚チャーシュー。
箸で簡単に切れちゃうほどトロトロ。
塩気がもうほんのちょっと欲しかった気が。
味玉
カットされた状態の味玉が嫌いな私には、
丸ごと入れてくださいました~。
いつもありがとうございます。
少しキズ物ですけどね~w
黄身が甘味がたまらない味付玉子。
黄身の味付けは良いのですが、白身の弾力がいまひとつ。
使用したのが普通の卵ということで、仕方のないところでしょうか。
ARAPROさんラーメンイベントの中で、今回が最高傑作かと。
参加者全員が絶賛しており、中には叫びながら食べてる人もw
非常に満足度の高い一杯でした。
~デザート編へつづく~