ひっそり斬る

神奈川周辺のお一人様食べ歩きブログです。

LATURE(ラチュレ)@渋谷 ランチ4,800円コース

LIBRAさん、そくらてすさん、こけ麻呂さんと
1年1ヶ月ぶりにランチを。

LATURE(ラチュレ)
イメージ 2

青山学院大学の脇にある
食べログ4.42点の人気フランス料理店。
2016年8月にオープンしてから1年3ヶ月で
ミシュランガイド1ツ星を獲得しています。

後でお店を詳しく調べたところ、
渋谷にあった「deco」というお店が
移転&リニューアルしたのがこの「LATURE」で、
2010年にh​i​r​o​p​y​n​a​さんが
「僕の中の渋谷No1ランチ」と絶賛しており、
私もランチで1度訪れていたという…。

この8年で渋谷を代表するお店に
成長していて凄いと思った反面、
私はこの8年で人として全く成長しておらず、
何だか泣きたくなってきましたよ…。

店内
イメージ 3

お店は地下。
カウンター席があったり、
おしぼりも出してくれたりして、
思っていたよりもカジュアルな雰囲気です。

店員さん接客が2名、厨房内が5~6人。
接客担当の方がトークで和ませてくださいます。
パティシエの女性の方はカッコイイ佇まいで素敵。
オーナーシェフの室田拓人さんも料理を運んだりしていて、
積極的にお客さんとコミュニケーションを図っています。

メニュー
イメージ 4

ランチは2,800円のコースと4,800円のコース。
2,800円のコースは平日限定のようで、
強制的に4,800円のコースになりました。

イメージ 5

鹿の血で作ったマカロン
卵白と血の成分が似ていることから
血でマカロンを作ったとのこと。

ジビエ特有の獣のクセはゼロではありませんが、
適度に甘味があったりして、
コースのスタートには申し分のない一品。

敷いてある鹿の毛皮は
本来廃棄される部分の皮だそうで、
お店のポリシーに書かれている
"自然に敬意と感謝"を
表しているようにも感じます。

イメージ 7

大葉を使ったビシソワーズ。
ピスタチオっぽい綺麗な色合い。
ジャガイモは控えめでサラサラした仕上がり。
大葉の青っぽい風味が爽やか。
少量ながらズワイガニも入っていて豪華さを演出。

イメージ 6

パンは軽く焼いてあります。
バターナイフが鳥の形をしていて可愛い。
無くなると店員さんがすぐに補充してくださり、
至れり尽くせりな対応です。

イメージ 1

秋鯖、ナス、セロリの葉に、
提供時に液体窒素で凍らせた
バターミルクの雪を降らせたもの。

脂が乗った秋鯖が美味。
ナスに酸味が効いていて食欲が増します。
雪は演出以外の効果は薄かったような(笑)

今回のランチでは秋鯖が1番好評でしたよ~。

イメージ 8

「タルトジビエ」というこのお店の名物料理。
鹿、猪、熊、穴熊ジビエ素材に
フォワグラやピスタチオを合わせているそう。

旨味は十分でありながら、
クセが抑えられており、
下品な味にはならず、
上手くまとめてあります。

アーモンドのタルト生地や
フルーツソースも美味。

イメージ 9

メインは牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。

お肉が非常に柔らかく、
ナイフでカットしなくても
ほぐれていきます。

とはいえ、ソース側を美味しく
いただくための料理といった印象。

イメージ 10

4種類のブドウ()が乗ったパフェ。

ウイスキーの山崎を使ったジュレ
ブドウの皮を使ったソースなど、
凝った作りではありますが、
ブドウの美味しさが際立ってました。

イメージ 11

コースの締めに合うように
ブレンドしていただいたコーヒーだそうで、
店員さんが食後の飲み物は
コーヒーをオススメしていました。
苦味や酸味のバランスの取れた一杯です。

イメージ 12

キノコの粉を配合したというフィナンシェ。
ほんのり温かくて、焼きたてっぽい雰囲気。
確かにキノコっぽい風味を感じます。
外側はサックリ、内側はしっとり柔らか。

以上でコース終了。
ジビエ好きな人がより楽しめるような内容でしたよ~。
帰り際、室田シェフがお店の外まで出てきて
お見送りしてくださいました。

やっぱり、5,000円前後のランチだと、
普段食べてるような低価格ランチとは
内容やサービスが別物ですな。

この日は渋谷まで歩いて解散。
LIBRAさん、そくらてすさん、こけ麻呂さん、
ありがとうございました~。

高級ランチはなかなか食べる機会が無いので、
またよろしくお願いします~。

お店ホームページ